根本を知ろう!ニキビのメカニズム

ニキビそのものができる場所は毛穴です。その毛穴自体が人の体には凄い数で存在しているのですが、ニキビになり易い毛穴は顔のおでこからTゾーン、肩、背中、首、胸の中心部にあります。大体は体の真ん中部分です。

簡単に言うと毛穴に皮脂が詰まってニキビになりますが、そのメカニズムも様々な要因が結び付いてニキビという、毛穴が炎症を起こした状態になるのです。

毛穴という毛穴に皮脂腺という皮脂を分泌させる工場のような物がセットになっていて、毛の成長や皮膚の新陳代謝と共に分泌した皮脂も排出される構造です。

ですが肌トラブルやストレス、食べ物から摂取される動物性脂肪の過多で皮脂分泌の増加、角質の硬化により皮脂が閉じ込められてしまいます。

そうなった毛穴には常在しているアクネ菌という、毛穴の状態を整える菌がたくさん繁殖して詰まったという誤作動を何とかしようとします

そんな事が起こっている現場に白血球という悪い菌を食べてやっつけてくれる物まで増殖してアクネ菌と白血球は両者互いに増殖しながらどんどん小さな毛穴の中で大きくなり、耐えきれず炎症という形で表沙汰になった物がニキビです。

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小さな毛穴が炎症により膨れた姿

小さな毛穴が炎症により膨れた姿です。例えばファストフードを食べたからすぐにニキビができる…という単純な物でもなく、結構複雑な条件をパスしてニキビ肌という事態になるのです。

もちろん、油っぽい物をたくさん食べた次の日にポツンとできてしまう物もありますが、大抵の場合はニキビができる時点で肌の代謝、脂分の摂取、生活習慣、精神状態など問題があるのです。

ニキビが世に蔓延している様子を見ると、いかにお肌のサイクルは狂いやすいかが見て取れます。サイクルが狂うというと代謝がうまくできてないということです。

そして皮脂の詰まり。そこを見ればクレンジングが一番手軽な予防法とも言えます。

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皮脂腺の種類と場所

毛穴と皮脂腺はセットになっていると説明しましたが、皮脂腺にも種類があります。

終毛顎鬚のうとよばれる名前の通りひげなど硬く長い毛についている皮脂線と小さくて細い毛にある毛のう、毳毛のうにある皮脂腺と三つの種類があります。

ニキビができるのは3つ目の毳毛のうにある皮脂腺です。この毳毛のうが多くある場所が顔や背中や胸であり、ニキビができやすい箇所と一致しています。

特に全体の90%は顔に出来ると言われているニキビですが、その理由も顔の中の部分で分けて見れば理由もあります。

顔の中で主にできやすい箇所と言えば額と口周りです。額は頭皮から細菌や皮脂が付着しやいのでニキビが発生しやすくなっているとの事です。

皮脂腺の種類を知ればニキビは全身に出来るのではなく、限られた箇所に出来るという事が分かります。

炎症していないニキビ

ニキビは乾燥肌の人よりも脂性の人にできやすい事もニキビの仕組みが分かれば理解できます。ホルモンの作用によって皮脂腺のうの角質が分裂が早まります。

分かりやすく言えば皮脂は通常は体の外に出るものですが皮膚表面にはあてはならない硬い角質層が作られ、体外に皮脂が出れなくなる状態になります。

体外に出ることが出来なくなった、出にくくなった皮脂が毛穴の中で詰まりニキビが発生します。

それを放っておくと周辺に炎症が起こり赤色のニキビに変化していくのです。ようするに赤くなっていないニキビはまだ炎症を起こしていない状態ということです。



正常な状態に毛穴が皮脂、ケラチンによって本来はフケや垢などになり落ちていくはずのものが詰まって皮膚が白っぽくなる(コメド)のがニキビの始まりです。

この状態を白ニキビと呼びます。つまった皮脂が酸化することにより黒く変色したのが黒ニキビと呼ばれる状態になります。

アクネ菌も含め雑菌が繁殖し炎症をおこして赤くなった状態が赤ニキビでほてり熱をもつこともあり痛みも伴う事もあります。

それがさらに進行し化膿し膿が貯まった状態になると黄色く変化した黄ニキビとなるのです。

この黄ニキビになると治ってもニキビ跡になることもあるのでそうなる前に対処しなければなりません。それがニキビの初期症状から末路であるニキビ跡になるニキビのメカニズムです。

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自律神経とニキビの関係

ホルモンバランスが崩れるとニキビが出てきますが、女性ホルモンが皮脂分泌を抑えて肌を柔らかく滑らかにするのに対し、男性ホルモンは皮脂を多く分泌させて角質を硬くします

人はどっちに崩れやすいかといえば、男性ホルモンが多く分泌する方なのです。そのホルモン分泌の司令塔となる所が自律神経の働きを促す視床下部という同じ所で、自律神経が乱れるとニキビの大きな原因であるストレスができてきますし、自律神経が乱れた時点でホルモンバランスが崩れます

自律神経という所は大切にしなくてはりません。自律神経は交感神経と副交感神経の二つに別れていて、交感神経が活発、行動、攻撃といった動くぞ!という神経なのに対し、副交感神経は休息、安心、安定といった、最近の言葉で言えば癒しの神経です。

交感神経と副交感神経

交感神経と副交感神経は行動と休息の対象的な二つがバランス良く働くのですが、ストレスで交感神経の働きが主流となってしまうのです。

精神的にもどこか休まらないせわしない活動が続き、血液は筋肉に集中し、肌に行く血液の流れを妨害して肌荒れを起こして、心と体が緊張している状態です。

それに輪をかけ男性ホルモンも分泌されて皮脂が増して角質も硬くなり、ニキビができるという事です。

よくニキビの原因はホルモンバランスが…。と言われますが、詳しくいえばホルモンだけではなく生活習慣そのものなんですね。現代人に非常に多いニキビの原因とも言えるでしょう。

ストレスを感じずに生きるのは不可能ですが、日々の生活で心身共にリラックスを感じる事はできます。毎日忙しく生きる体と心に、芯からリラックス出来る時間を作ってあげるといいでしょう。

音楽でもリラクゼーションでも、のんびりした休日を心待ちにして有意義に過ごすなど、意識して行うとお肌は応えてくれます。

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