【中身は皮脂と老廃物!】臭い匂いのニキビの芯

ニキビといっても色々で、ニキビの芯となる中身は皮脂と老廃物ですからきれいなものではなく、特に脂性肌のニキビは雑菌が溜まりやすく、芯を押し出すとなんとも言えない臭い匂いがするものです。

乾燥肌の場合は過剰に分泌された皮脂が溜まってニキビになる…というよりも、乾燥によって刺激を受けた肌を守ろうと角質層が厚くなり、結果として毛穴を塞いで排出されるはずの皮脂が滞った状態ですから軽症ニキビで済むことが多く、さほど毛穴の中のニキビの芯も汚くありません。

乾燥肌はアルカリ性で脂性肌は酸性なのですが、匂いを出すのが酸化成分であるため匂いの強いニキビの芯がある人は脂性肌の人が多いと言えます。

脂性肌の人皆がニキビの匂いが強烈とは言いませんが、これは乾燥肌の人の化膿ニキビよりも匂う傾向があるようです。

どうも、耳の中が湿っている人は体臭がある…というような話にも似ていますが、関係は深いのではないでしょうか。

ニキビの場合、体臭というほどスケールは大きくありませんが、耳の中も皮脂腺の多い場所なので、分泌される皮脂が酸性寄りかアルカリ性寄りか…の話のようです。

元々の個人個人の体質もあるかとは思いますが、昔から肉食文化を持つ欧米人は体臭がキツく、菜食だった日本人は体臭があまり無いのと同じで、ニキビの芯を押し出すとすごく変な匂いがするということは、体が酸性に傾いているということです

ただ、ニキビの芯なだけに全くの無臭というのはまずないことであり、多少の匂いは当たり前です。しかし、小さなニキビの芯も匂うようなら少し生活改善をした方が良いというサインです。

いつも詰まる毛穴は、度重なる詰まりにより毛穴自体が大きく広がり、押し出した時にはニュッと大きな芯が出てきます。

代謝されるはずの皮脂や垢、ファンデーションも中に留まり極めて不潔な状態になるのですから細菌も繁殖します。それは匂います。

ところが、小さなでき始めのニキビは繁殖した菌ではなく分泌される皮脂そのものが酸化して初期段階の詰まりでも匂うのです。

この時の匂いも体臭同様で個人差があり、足の蒸れたような匂いだったり発酵したような匂いだったりと様々なようですが、ようするに体臭を発する基が顔に現れた状態です。

食べ物が原因か、ストレスか、不規則な生活か、それだけ強烈な濃い皮脂を分泌しているということです。

もしも押し出したニキビの芯が全くの無臭ならニキビや毛穴の詰まり自体無いですから多少の匂いは仕方ないとして、違和感のある変な匂いがしたら要注意です。体内のpHを整えるには時間がかかります。

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ニキビの固い芯

毛穴が開き、中の皮脂が剥き出しになったまま固くなって、空気に触れているところが黒くなっている『黒ニキビ』はご存知かと思います。

毛穴の炎症も治まり、ジュクジュクしていないだけになんとも歯痒い症状ですし、これからの毛穴事情にも大きく影響してしまう厄介なニキビです。

黒ニキビの場合、芯が固いので毛穴がそのまま固定されてしまい、その固い芯を押し出したとしても毛穴の開きはポッカリと残ることが多いのです。

では、その芯が固くなる前に押し出してしまえば良いのかと言っても違って、黒ニキビができないようターンオーバーが正常であるようにと規則正しい生活習慣をつけてバランスの良い食事をして睡眠を充分に取らなくてはなりません。

固い芯をもつ黒ニキビは、潰しても(芯を押し出したり引っこ抜いても)良いという人もいます。

しかし、クレーター状のニキビ跡になる可能性が非常に高く、固く大きな芯が出されたことで、無防備になった毛穴にばい菌が入り込んで、より大きなニキビができることもあるのです。

ニキビを潰すと跡になる…というのは、決してジュクジュクした赤ニキビや黄ニキビだけでなく、大人しそうな黒ニキビも該当するのです。

例えば、切り傷を負ったとしたら、その傷跡は絆創膏で覆わなければパックリ開いた状態ですね。

とても小さくて浅ければ次第に閉じて治りますが、たいていの場合はそうは行かず開いた状態で傷が乾き、新しい皮膚を作って完治します。ニキビ跡も同じです。

毛穴の中に詰まった物が急になくなれば、空気に触れるために作られていない毛穴の中の皮膚までもが空気に晒され、傷を負った状態です。

そのまま毛穴の中の皮膚が塞ぐことなく穴の空いたままになるのです。なので、むやみに芯をだすことは良くないのです。

毛穴がポッカリと空いてしまう時は、まさに固い芯のある黒ニキビの芯を出した時なのではないでしょうか。

その黒ニキビのあった場所や肌の構造上、毛穴は塞がれて治ることもありますが、たいていポッカリ空いて、塞がれたとしても伸びたような窪みが残ります。

芯の固い黒ニキビは、毛穴の炎症が見られないからといって芯を押し出したり引っこ抜いたりするのが当たり前のように行われているし、毛穴スッキリパックなるものも出ています。

確かに固い黒い芯がドッと取れたら誰だって爽快感を得るでしょう。しかし、肝心なのはその後の毛穴事情です。

出来てしまったものは仕方ないですが、黒ニキビが増えないよう生活習慣を改善しましょう。 

ニキビの芯の奥は??

毛穴からひゅっと出ているニキビの芯を引っこ抜いてみると、だいたい細長い米状の形の芯が取れます

意外と根深いと言いますか、芯が固ければ固いほど少しきれいな米状の形です。これが実はよく見ると、奥の方はまだ柔らかく酸化していない状態です。

空気に触れたニキビの芯は固く奥の方はまだ柔らかい皮脂のままなので、もちろん毛穴の奥にはまだ皮脂が残っています。芯を取ることで毛穴掃除はできないのです。

芯の詰まった毛穴は、毛根部分が成長する毛穴と、そこから繋がるようにできている皮脂腺という皮脂を作る穴があって、本来ならそのものです二つは繋がっていても部屋は別々なところを皮脂詰まりで変形して、一つの大きな穴になっています。

ターンオーバーの遅れという肌トラブルにより排出されない皮脂がどんどん大きくなって、それでも毛穴の出口はニキビの芯で塞がれています。

大きくなるだけなったうえに栓をしてある毛穴は、本来の許容範囲を超えて大きく膨張しています。

詰まりに詰まった皮脂をターンオーバーで毎日少しずつ押し出して排出させるぶんにはニキビ跡として残りませんが引っこ抜いたり押し出したりすれば肌の奥の組織は破壊されるのです。

ニキビの芯の奥というのは、とてもデリケートな部分なのです。膨張しやすいし詰まりやすいし、かつ傷も付きやすい場所です。

よく、根元からパーマを頻繁にかけたり染毛を繰り返したり髪に無理をさせているとハゲるといいますね。

まさに毛穴とは非常に脆く、かと言ってトラブルが起きた場合には融通の利かないところです。この割りにムダ毛だけはなかなかハゲてくれないから可笑しいものです。

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もちろん頭髪や脇毛の毛穴では、ニキビのできる顔の毛穴と皮脂の分泌量も毛の成長の仕方も違いますが、いずれにしても融通の利かない場所です。

そんな場所からニキビの芯を捻り出したとして、外気に触れる為にできていない皮膚が露わになりながらも奥にはまだ皮脂が残っていれば、それこそニキビを繰り返し作ることになります

ニキビの芯は物によっては取って良いものもありますが、奥がどんな状態なのかは分からないし、芯を取ってからばい菌が入って炎症を起こすこともあります

そんなデリケートで、先か見えない部分です。もしも少しばかり顔を出したニキビの芯が気になって抜きたくて仕方ないようなら、毛包が膨張していないか触ってみましょう。

固く小さそうなら引っこ抜いても良いでしょう。得体の知れない大きな袋が皮脂を溜め込んでいそうなら芯を取ってはいけません

芯がないのにニキビはある

ニキビとは毛穴の詰まりであり毛穴の炎症でもあります。それはたいてい詰まりと炎症がセットであり、芯を出したとしても毛穴が赤くなっていれば、次の日にはまた押すと芯がニュッと出てくることかと思います。

しかし中には、どんなに押しても芯が出て来ず炎症だけの時もあります。

理由の一つとして、実はもうニキビではなく赤いニキビ跡という症状になった事に気付かず、日々芯を押し出そうとグリグリいじっている悪循環になっている場合も。

こうなると、ただでさえ治りにくいニキビ跡へ刺激を加えているのですから、余計に赤くなったり、現役ニキビのような出っ張りが酷くなるケースもあります。

というのも赤いニキビ跡は、毛穴の奥に炎症が残っている状態であり治す段階で破壊された細胞の周りの毛細血管がうっ血しており、それをまた押し出そうといじっては赤みと出っ張りが酷くなる一方です。

この時、押して痛いのだからニキビであつて芯があるはずだと思いがちですが、皮膚の奥の組織が破壊されて変形しているのですから押して痛いのは違和感からくるもので当たり前なのです。

他にも、芯のないニキビと見せかけて実はかぶれやアレルギー反応ということも。押し出した時に毛穴からではなく皮膚そのものから水分が滲んできます。

化膿ニキビと同じく治る前はかさぶたを作り、剥げてはかさぶたが覆う事を数回繰り返していく、とても完治には時間を要します。

これらのように出っ張りがあれば必ず芯があるという訳ではないし、芯のないニキビのような出っ張りは刺激は禁物です。

全く反対の場合で、芯がなくてもニキビだという事もあります。これはまさに生活の乱れからきた肌荒れで、毛穴の奥でジワジワと大きな炎症を作っています。

まれに皮脂詰まりを見せないまま治ることもありますが、たいていは恐ろしいほど大きな黄ニキビとなって肌表面に浮かび上がるのです。

その原因はやはり芯を押し出そうとグリグリいじった事と、身体が受けるストレスが皮脂の分泌を盛んにしてしまう事です。

この芯のないニキビは顎にできることが多く、笑った時や食べている時、顎の筋肉を動かした時に奥で違和感と痛みを感じます

ポツンとニキビ…というよりも、腫れ物のような印象が強いでしょうか。この時点でビタミン摂取を心がけて生活習慣を見直すことで、芯のない得体の知れないニキビの出方も大きく変わってくれます。

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少し出てるニキビの芯抜く

毛穴が赤い状態の黒ニキビや、ニキビの炎症が治ってもちょっと顔を出しているニキビの芯、どうせなら引っこ抜いてしまいたいものです。

そもそも、ニキビの芯は要らないものなのですから。誰しも、固くなったニキビの芯が少し顔を出していたら抜きたくなるし、その芯を抜いた時に爽快感を感じるはずです。

ニキビの芯は角栓といって、肌や体調によってはその芯から細菌が繁殖してニキビとなります

ニキビ予備軍の角栓でも、ニキビが治って固い芯として残ったものでも大いにニキビの原因となる物質です。

では、少し顔を出している芯を引っこ抜けばその毛穴は今後ニキビができにくいかというと、意外にそうでもなくニキビにならなくとも毛穴に皮脂が溜まり、固くなった芯を作りやすい場所なのです。その都度芯を抜いたとして、自然とその毛穴が目立たなくなる事もあれば反対に毛穴が開いて一目で大きい毛穴と分かるほどに成長してしまうこともあります。

その違いは、やはり肌のターンオーバーが正常かどうかがポイントですね。毛穴から出ている小さなニキビの芯言えど、毛穴ということも場所を塞いである役割を果たしているのですから芯を抜いたら傷跡です。

外気に触れる為にできていない場所が外気に晒されるのですから蓋をしようと肌は頑張ります。

その時、毛穴が閉じるよう頑張ってくれれば越したことはありませんが、大抵の場合は毛穴が開いたまま肌は再生します

元々毛穴は皮脂を分泌させるところで多少の角栓ぐらいであれば問題はなく代謝と一緒に排出されます。それが、ニキビの芯として残るようなら肌のターンオーバーに問題があるのです。

通常、基底層という表皮の一番奥で作られた肌が角質層という一番上まで上がって垢として剥がれるのに28日間かかります。

それが加齢によりどんどん遅れていき、古い角質も毛穴の中のニキビの芯も留まりやすくなります。

それは一つや二つの毛穴の話ではなく、肌一枚の話ですから、そんな中でニキビの芯を引っこ抜けば、もちろんポッカリと穴が開いて、遅れているターンオーバーは早急に毛穴を閉じさせてくれず、みるみるうちに顔全体の肌が毛穴全開の状態となります。

一つや二つのニキビの芯でも、ひゅっと出ている時点でターンオーバーの乱れの危険信号と見なしましょう

問題は、ひゅっと出ている小さなニキビの芯ではなく代謝で排出しない肌そのものです。

ちょっとやそっとニキビの芯が顔を出していても気にせず、一度生活習慣を見直してから対処しても遅くはありません。滞るターンオーバーの中、毛穴を開いてしまえば取り返しは付かないのです。

 

 

  

 

 

 

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